宮川一笑 《香を聞く太夫と禿》 Miyagawa Issho

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サイズ
44.5×63.0 cm
作品情報
紙本着色・掛軸
備考

宮川一笑(元禄2年(1689)~安永8年(1780))は宮川長春を始祖とする、宮川派の一人です。

その中でも一笑は、長亀とともにすぐれた絵描きとして知られています。

彼の個性的な筆致と色彩は高く評価されており、面白い作品が多く遺っています。

また、宮川派は全体として特権絵師に対し強い反抗心を抱いていたという話もあります。

寛延2年(1749)、一笑は師・長春らともに狩野春賀に頼まれて日光廟の修繕にかかわりました。ところが狩野春賀は賃金を払いませんでした。そこで長春は狩野春賀のもとへ賃金の支払いを訴えに行ったのですが、暴行されるなど逆にひどい辱めを受けてしまいました。そこで師たる長春の汚名をそそぐため、一笑は長春の子・長助とともに狩野春賀のもとへきり込み、その結果、遠島に処されたという逸話が残っています。

 

宮川一笑の作品は、

東京国立博物館、川崎・砂子の里資料館、ニューオータニ美術館、 浮世絵太田記念美術館、出光美術館、千葉市美術館、鎌倉国宝館、岡田美術館、日本浮世絵博物館、 奈良県立美術館、熊本県立美術館、光ミュージアム、大英博物館

などに所蔵されており、ウェストンコレクション(シカゴ)にもその名を確認できます。

 

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